2011年06月14日

日曜日の夜

ここのところ日曜21時台のテレビ視聴率争いが話題に上ることがあります。

震災以降、日曜夜の在宅率が高くなっているとか。
冬になると日が落ちるのが早いので日曜夜の在宅率は上がるので、夕方の番組「笑点」や「サザエさん」の視聴率が上がることになります。
現在は夏に向かっているので日は長くなりましたが、それでもこの21時台のテレビ視聴率が各局合計で8割近くになるということは、単純にやはり在宅率が高いのでしょうね。

今クールの21時台はTBSの「JIN -仁-」・フジの「マルモのおきて」のドラマ二作品に注目が集まっています。今回は「JIN」の一人勝ちだろうと予想されていたところへ、ダークホースの「マルモ」が上がってきたというところでしょうか。

ちなみに私は「マルモ」を観ております。サダヲ好きなので。「JIN」は前作は観てたけど、今回は初回が妙につまらなかったのでやめてしまった。

この視聴率ってヤツは、正直あまり精密な統計ではないので鵜呑みにしてはホントはいけないのですが、それでもやはりある程度の目安にはなるわけで、テレビ局内では毎日朝9時のビデオリサーチの発表とともに、イントラネットに飛びつく番組制作者は多いでしょう。

昔々の話ですが、私が某テレビ局にいたころはまだイントラネットが導入されていなかったので、朝出社するとわざわざ視聴率表を取りに行ってました。

その係が私だったのですが、当時とあるものすごい視聴率を獲得したドラマがありまして、その放送日の翌日は出社するとすぐに「表、取りに行ってきて!」と声が飛んできたものでした。そしてそれを取りに行ってくると「●●、どうだった?」とやはりあちこちから訊かれまして。
そしてすぐに社内の壁という壁に、誇らしげに「高視聴率」ポスターが貼られたものでした。

その頃の数字は、今の「マルモ」の視聴率の倍ぐらいでしたかね〜。
だから、今のドラマが15%でヒットというのが、実は感覚的にはよくわからないんですよね。
まあ、時代の違いです。

ちなみに新聞などに掲載される視聴率は、15分以上の番組と決まっています。でも、ひとつの番組が終わった後に流れる5分間番組などでも、実はきっちり数字が出てるんですね。

先述の、とあるものすごい視聴率を獲得したドラマの後にオンエアされていた5分間番組は、現在放送されているどの番組でも敵わないほどの高視聴率が続いておりました。これはホントにすごかった(笑)。

おそらく私が某テレビ局にいたころが、テレビドラマの最後の絶頂期だったので、それはそれで良い時代を過ごしたのかな、と思います。
あれからインターネットという、現在のところテレビにとって強い敵でもあり味方でもある媒体が登場し、趣味の多様化とともにテレビのチャンネル数も増え、それによって分散してしまった結果、昔のようにとんでもない視聴率が飛び出る機会は、ほとんど無くなってしまいました。

なので、たまにこういう「争い勃発」みたいな記事を見ると、実はちょっと嬉しいのかもしれない(笑)。

そして、制作現場も大変なのはわかるけど、ここまで原作付きのドラマが増えるとオリジナルのドラマなんか作れない状況になってるんじゃないかと心配していたところに、オリジナルである「マルモ」が現れて数字が取れているのは、悪くない傾向なのではと思います。まあどこかで見た話だと言われればそれまでですが(でもそういう話を普遍的に仕上げるのは難しい)。

「マルモ」の成功の要因については、いろいろあるかと思いますが…あの歌とダンスが良かった、ということにしておきましょうか(笑)。

それにしても、ただの小さいブラウン管チャンネルテレビ(しかも足付き)の頃のほうがテレビ視聴率は高くて、薄型でかい液晶テレビ(しかも地デジ)でハードがものすごく進歩した今のほうがテレビ視聴率が下がっているというのは、何かちょっと皮肉な感じがしないでもないような気がします。今は昔ほど一生懸命テレビ見ないんだけど、ハードは素晴らしくなったのよねえ…。
posted by Mikkey at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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