2006年08月21日

静かなマウンド

…というわけで、88回目の甲子園の夏は、早稲田実業が初の頂点に立ちました。

仕事で見られないのはわかっていましたが、とりあえず昼休み終了と同時に、情報を自動更新してくれるサイトを立ち上げおき、準備は万端(笑)。仕事中にふとデスクに戻ってきたときに、早実が2点入れてたのを見て、状況がわからないだけに、ちょっと不思議な感じがしたものです。

その後、会議室でテレビがついていたようだったけど、見始めたら仕事にならないのは十分わかっていたので(苦笑)、ここは我慢して、家に帰ってきてから、スポーツニュースを見まくっています。

本当に、どちらのチームも良いチーム、良い選手ですね。こういうときって気の利いた言葉が浮かばないよなー。陳腐な表現ばっかになってしまう(笑)。
それほどの試合だったのですね。

スライダー勝負、割とよく似たタイプの投手で戦われたこの試合、軍配が上がったのは早実の斎藤投手でした。甲子園が始まってからひとりで投げ抜き、1000球近い球を投げてるのに、まだ147キロ出るっていうのは、どれだけすごいんだ…!そして、駒大苫小牧の田中投手のスライダーもまた、すごかった。あれはなかなか打てないでしょう。今日もやはり、なかなか内野の頭を抜けなかったものね。

そして、よくやったと思うのは、両軍のキャッチャー。これだけの投手の球を受け続けるには、どれほどの努力が必要だったでしょう。どちらのキャッチャーも、ここ一番の場面でもスライダーやフォークを投げさせ、体を張って止めていた。素晴らしいバッテリーたちでした。

もちろん、彼らを取り巻くチームメートたちも。打つときは打球に食らいついていったし、守りも堅実でファインプレーが多かった。とにかく、あきらめないという姿勢が素晴らしかった。

某スポーツを取材に来ていた外国人記者たちが「日本人はどうしてハイスクール・ベースボールにこんなに熱狂しているのか?」と首を捻っていたそうですが、それがジャパニーズ・カルチャーってもんなのよ(笑)。

つくづく思うんですが、同じ野球でもやはり「高校野球」と「プロ野球」っていうのは、カテゴリーが違うんですよね。野球人気が衰えてるというのは、野球が人気がなくなってるのではなく、野球のどこが人気が落ちてるのか考える必要があるんだと思います。WBCのときもそうだったけど、やはりトーナメント戦というのは、ある種の魔力がある。だからといってプロ野球をトーナメント戦にするのは不可能ですが(笑)、何か考える必要があるんじゃないかな。今日このグラウンドで戦っていた選手も、何人かはプロ野球選手になるわけで、そのときに彼らを再び見たいと思わせるような、そんな魅力あるスポーツにしていかないとならないよね。


「甲子園のマウンドは大げさに言うと、音一つ聞こえないんです」

今朝の新聞に載っていた、早稲田実業・斎藤投手のコメントです。
このコメントが、ずっと気になっていました。
投げて勝つ。相手と、自分に。
きっとそれだけを、彼は考え、願って、戦ったのでしょう。

おめでとう。これからも素晴らしいプレイを見せてください。
posted by Mikkey at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/22635892
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。