2011年02月12日

「愛と青春の宝塚〜恋よりも命よりも〜」

とってもご無沙汰しておりました。

前回の記事を書いて以来、年末から年始にかけて、このブログをどうするかな〜…とつらつらと考えていたのですが…そして未だにどうしようかな〜…と考えているのですが…。

とりあえず、備忘録として書きたいことがありましたので、書いておくことにしました。

先日、青山劇場に「愛と青春の宝塚〜恋よりも命よりも〜」を観に行ってきました。

愛と青春の宝塚.jpg
劇場前の看板。

この作品、ドラマ版も見ておりまして。今は無き新宿コマ劇場で最初の舞台版が上演されたときも行きたかったのですが、そのときは都合が合わずに断念。
今回は、母が好きな真琴つばささんがリュータン役を演じるということで、なんとか頑張って行くことにしました。なぜ「頑張って」という言葉が出てくるかというと、この作品休憩を挟んで約3時間という長い舞台なので、平日夜の上演開始時間が17時なんですね。さすがにこの時間だと、仕事を終えてからだと行くのが不可能なので…せめて週1度でいいから18時半ぐらいからの上演を設定して欲しい…と、前回のときにも思った覚えがあります。

さて。
私が観に行ったのは、2月10日。公演初日でした。
ストーリーは公式サイトを見ていただくとして。

いやもう、やっぱり宝塚のトップスター、すごいですね…!!

何を今更という感じかもしれませんが、存在感ハンパない。かっこいい。芝居凄い。歌うまい。素敵。

先程「長い舞台」とは書きましたが、観ている間は、これっぽっちも時間の長さなど感じさせません。あっという間です。そして、休憩挟んだ後の第2幕は、もう泣きっぱなしです。これ、私が習っているバレエの先生が前回の舞台を観に行ってまして、そのときにこう感想を教えてくれたんだけど…私もホントにそのとおり、泣きっぱなしでした。

考えてみたら、宝塚現役のときには、4人のトップスターが揃って芝居に出るなんてことは、ありえないですよね(いや、そういう舞台もあるけど、フツーの人はなかなか観られない)。
それが今ここで4人揃ってるんだ…!と、間抜けにも途中で気がつきまして、もう圧倒されっぱなしでした。

真琴つばささん、10年ぶりの男役ということでしたが(ということは、羽根しょったのも10年ぶりか…)、格好良い!のひとことに尽きます…!リュータンは戦前の宝塚トップスターという設定ですが、気風の良いトップスターの役を、見事に演じています。「トップスター」とはこうあるべきというものを、舞台の上で遺憾なく見せてくれました。

タッチー役の彩輝なおさん、役的に「実は宝塚が大好きなんだけど、ここへは逃げてきただけで」という設定の引っ込み思案な感じの女の子なので、最初は何事にも控えめだし、やる気もないんだけど、ひとつの恋を終えて、リュータンからトップスターの座を受け継いだそのときの演技が、本当に素晴らしかった…!おおおトップスターだ…!と心底感動しました。

トモ役の星奈優里さん、綺麗な人でした…テレビのときもトモが亡くなるところで泣いた覚えがあったけど、舞台はほぼ号泣…。男役の姿も見られたし、眼福です。

ベニ役の彩乃かなみさん、ベニはちょっとおっちょこちょいな女の子ですが、その役を本当に可愛らしく演じていました。ベニという役に引きずられて見ていたので、なんとなくそう思い込んでしまっていたのですが、やはり最後のシーン、階段上の娘役の位置で踊っている彩乃さんは、間違いなく娘役トップスターのきらびやかな姿でした。

この、役とスターの姿の対比というのが、すごく感動しましたね。切り替えの早さというか…ばーっとオーラが飛んでくるというか…見事な演技でした。

オサム役の松下洸平さん、この舞台では最年少ということでしたが、けなげな漫画好き少年を素敵に演じていらっしゃいました。

速水役の坂元健児さん。素晴らしかった…!他に言うことはないのか、という感想になりつつありますが(笑)、事実なんだから仕方がない(と開き直る)。速水とタッチーの別れのシーンは、涙が止まらなかったですよ。今度30-DELUXの舞台に出られるそうで、すでにチケットを取ってある私としては、また坂元さんが見られると思うと、とても楽しみです。

最後に影山役の岡田浩暉さん。最初の場面、若干セリフが聞き取りにくくて、何か緊張してるのかな?と思ってたんですが、1曲歌い終わった後はそれも融けたのか、しっかり戻ってきたような気がしました。リュータンに告白するシーンは、何か可愛かったな〜。

この舞台は、アンサンブルから脇の人まで、女性はすべて宝塚OGが配役されていまして、それが作品の最大のポイントですね、やはり。なんとなくですが、演じている人たちも、思い入れが違うような気がする。そして、観ているこちらも思い入れが違う。

かつてその場所にいた人たちだからこそできる演技、舞台なんだと思います。

これまで宝塚というところは、出てしまったらそれまで、という感じが無きにしもあらずだったけど、OGが演じられるこういう話が出来たというのは、とても素敵なことだと思います。誰もがそれを愛しているだろうことは、離れても変わらないだろうから。

ちょっとでも宝塚に興味があって、好きかもな、と思うような人には、ぜひ観て欲しい舞台でした。

この日は初日ということもあって、芸能人の方も多くいらっしゃってましたね〜。
私はそういうことにはまったく気づかない間抜けなタイプなので、母があそこに誰がいる、あれは誰だ、とこっそり教えてくれました(笑)。

そうそう、今回からという話ですが、舞台の終演後にダンスレビューがありました。話の終わり方が終わり方なので、もしかしたら賛否両論あるかもしれませんが、私としては最後に素晴らしいダンスが見られるのは、とても嬉しかったです。やっぱ宝塚の舞台の最後はこうでなくちゃ!という気もするし(笑)。

初日、客電がついてもアナウンスが流れても拍手が鳴り止まず(ほどんどのお客さんは帰らず)、もう一度幕が開いて、スタンディングオベーションが起こりました。私も長くいろいろ観てるけど、初日のスタンディングオベーションて初めてかも!

最近「スタンディングオベーションをやりましょう!」という呼びかけをネットでしているというという話を聞いたのですが、やはりスタンディングオベーションというのは、自然発生的なもの。素晴らしい舞台だったからこそ、生まれるものです。実力不足の舞台でそれをやったら、客が役者を甘やかすことになる。それは舞台を観に行く者が、もっともやってはいけないことです。

この日は、正にスタンディングオベーションにふさわしい舞台でした。

キャストさんは日替わりですが、もうひと組のほうの舞台も観てみたいと思いました。
でも時間が…!
…残念…。
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2009年06月28日

2009年トニー賞授賞式

…今日は野球の話題はナシの方向で。
昨日の日記を繰り返して書くようなものなので。それにしても日曜日…。

というわけで、違う話題。

先程から、BS2で放送していた、今年のトニー賞の授賞式を見ていました。

私、この授賞式すごく好きで。10年以上前から、毎年欠かさず見ております。

司会者や受賞者のウィットとエスプリの効いたコメントや、合間に差し込まれる対象作品のパフォーマンス。とにかくこの授賞式は何もかもが素敵です。

今年の受賞式は、この金融不況にも関わらず、今までより豪華な受賞式セットになったとか。不況のせいでクローズしてしまった作品もあるということですが、こういう暗い世相の世の中だからこそ、舞台の価値があると私は思っています。

宝くじでも当たったら、一度生で見てみたい、この受賞式。

今年のミュージカル作品賞は「リトル・ダンサー」。映画で有名なこの作品、映画と同じスタッフで舞台化したそうですね。

そして、ミュージカル主演男優賞は、この作品で主役のビリーを演じている、3人のティーンエイジャーたち。ひとつの役で複数の受賞者というのは、初めてのことだそうです。

この子たちの受賞コメントを楽しみに見ていましたが、ティーンエイジャーでこの檜舞台に上がるって、本当にすごいですね。彼らも、一体何をどう言ったらわからなかったようで、その姿は非常に初々しかったです。

最後に、この子たちのひとりが言った言葉。
「ダンスをしたい子供たちに言いたい。Never give up!」
というのが、印象的でした。
今のこの世の中になっても、バレエをしたいダンスをしたいという小さい男の子に立ち向かう障壁というのは、頑なで叩いてもなかなか割ることのできない、大きな壁でしょう。だけど、諦めなければ叶うときが来る、と。映画のビリーもそうだったし、きっとまだティーンエイジャーである彼らもそうであるに違いありません。

この舞台は観てみたいなー。しかし、さすがにニューヨークは、いつも観に行ってる舞台みたいに、気軽に出向くわけには…ねえ(笑)。

また来年も、違う舞台がこのトニー賞の授賞式を涌かせてくれるでしょう。次から次へと素晴らしいパフォーマンスを生み出すこのパワー。

私の好きなアメリカは、こういうアメリカです。

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2009年06月13日

30−DELUX Action Club MIX『ナナシ』

今日はお友達と、新宿は全労済ホールに「30−DELUX Action Club MIX『ナナシ』」を観に行きました。

30-DELUXの舞台は、私は今回が初めてでした。
佐野瑞樹さんが出るということで、観たいな〜と思っていたら、お友達がこの劇団を好きで観に行っていたということを知り、一緒に連れて行ってもらうことになりました。
チケット取りが大変だったようですが、希望の日時を取ってくれて、感謝です。


さて。今回のお話はこんな感じ。

「時は戦国時代。天下分け目の関ヶ原。
鬼神のごとく東軍の陣を突破し徳川家康の命を狙う四人が居た。
その名を「四神無双」。
天下統一を成し遂げた家康は、服部半蔵に「四神無双」の討伐を命じる。
命令を受けた半蔵の前に一人の男が現れる。
その男の名は「ナナシ」!
戦いの果てに男たちは一体何を見るのか?
天下泰平を目指す者たちの交錯する人間ドラマ、
命をかけた壮大なアクションエンターテイメント!」

時代劇スキーな私としては、たまらない話です。

このあらすじのとおり、涙あり笑いありの舞台を観せてもらいました。アクションもすごかった!さすが、アクションクラブです。
学生のときに、殺陣をやっていた友人がいて、よく学内で練習しているところを眺めていたのですが、舞台上で演じられるのを観ていると、なんだかそんな風景を思い出しました。
舞台初挑戦の水野裕子ちゃんも、素晴らしい動きに素晴らしい演技でした。今回客演していた渡辺大輔くんも、これまでの舞台とは違ったタイプの役で、一本気な役を素直な感じで演じていました。そして佐野さん…殺陣は…(略)しかしこの人、なんでこう「殿」役みたいなのが似合うんでしょうね(笑)。最近、そんな感じの役を見る機会が多かったから、そう思うのかな〜。しかしいつの間にそんなことに(笑)。1月に観たときも(そういや同じホールでしたね)そう思ったけど、ホントに良い舞台役者さんになりました。

徳川家康に「ナナシ」が経過を語る、という形式で始まった舞台、最初はこうなるかなと思っていたストーリーも、やはりどんでん返しがあり、最後にはさらにまた(自分的に)予想外の結末に収まり、息もつかせぬ2時間の舞台でした。でも、スピーディに話が動くので、長いとはまったく思わなかったな〜。終わったときに、やっと詰めていた息を吐き出した、という感じでした。

終わった後に、ロビーで舞台のDVD予約を受け付けているのを観て、すぐさま申し込んでしまった、私。いつもはそんなこと(ほとんど)しないのですが、今回は「ナナシ」の世界観にまだ浸っていたかったみたいです。DVDが来るのは来年になるらしいけど、とても楽しみです。もう一度、細かいところまでしっかり観てみたいな。

舞台が終わったあとは、駅近くのバーで一杯やりながら、感想その他をいろいろとお喋りを。

昼から夜遅くまで、しっかり満喫できた土曜日のお休みでした。



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2009年02月14日

「罠」

相変わらず直らないパソコンを放ったらかして、今日もお出かけです。
今週末は、構っていられないのです。
てゆーか、いったいいつになったら直るんだ、オイ。

今日は北千住・THEATRE1010で上演されている「」を観てきました。
なんか、東京の下町って、ビルに隠れてこういう劇場があっていいですよね〜。
ここは初めてでしたが、ちょっと端のほう見切れちゃうかもしれないけど、なかなか良い劇場でした。
ロビーは狭いけど、その前の待ち合わせ空間が広いしね。丸井の上にこんな場所が隠れてるなんて、びっくりですよ。

パソコンのせいで、予定より家を出る時間が遅れてしまい、約束の時間ギリギリに北千住に到着。
私にとっては、憧れの街・北千住(マジで)だったので、もっとゆっくりしたかった…!
友達が丸井の中にあるカフェで待っていてくれました。上まで吹き抜けのある、素敵なカフェだったな〜。隣の人が食べていたハンバーガーが食べてみたかった…いつかリベンジを!
こんなカフェまで隠れている丸井のビルって、ホントすごいと思う…。

さて。「罠」ですが。
公式のあらすじはこんな感じ。

『「あなたの妻だ」と言って現れたのは、知らない女性だった…!
巧妙に仕組まれ、張り巡らされた罠。手に汗握るスリリングな展開。
いったい犯人は誰? 6人の男女の騙しあい、駆け引き。真実は何処に?
失踪事件の深い闇は、驚愕の結末を迎える!』

というわけで、ミステリーな舞台です。

なんつーか、舞台にしろドラマにしろ、ミステリーって難しいですよね。
ドラマの場合、連ドラだと、あまり早く犯人がわかってもアレだし、ぎりぎりにわかってもな〜んだ、ということになりかねないし。
2時間ドラマだと、先に犯人を客にわからせて、最後に種明かしというパターンも使えます。そこから更に二転三転する場合も有り。
私としては、2時間ドラマパターンが一番いいのかな〜?と思います。ミステリーの3D化は、2時間ぐらいが引っ張る限度では、と。
舞台もこのぐらいの時間ですね、だいたい。

が。
なんだろな、今回の舞台。
最初の15分ぐらいで、すべて先が読めてしまいました。
だから、最後まで行っても「やっぱそうだったか」くらいにしか、思えず、驚きもなく。
微妙にこれはミステリーとして致命的なのではないか、と…。
他のバージョンを観たことないのでわからないのですが、演出が原因なのかな?それとも元の脚本が原因なのかしら?

というわけで、途中から正直とてもだる〜い気分で見ていましたが(この辺はしょってもいい、という場面がね)。
登場する6人の役者さんは、素晴らしかったです。

主演の加藤和樹くん。この人はやっぱり、トレンディドラマ(死語)でヘンなイケメン役なんて演らせるのはもったいないです(いや、あのドラマはそれなりに好きだったけども)。限られたスペースの中での、この役の動きというのは、制限だらけで大変だったのでは、と。そして、喉大丈夫?!と心配になるぐらいの絶叫(歌手なんだから)。すごい熱演でしたね。関係ないけど、相変わらずほっそいなー、彼は。
妻役の白石美帆ちゃん。憎々しげなところは、とても憎々しげだったのが、素晴らしかったです(誉めてるのよ!)最後の最後オチがバレるところ、まあ確かに他にやることはないんだけど、もう少し「刑事」役としての彼女を見たかったな。ストーリー上仕方ないんだけど、それが残念。
刑事役の大口兼悟くん。何かしばらく見ないうちに、妙にがっちりした体格になったような…(き、気のせい?!)
この刑事さんて、展開の都合上どうしても「バカじゃないの?!」「なんでアレに気付かないの?!」と客の心の中で罵倒されそうな役だと思うんですが(実際私はしていた)、そんな微妙な役どころを、バランスよく演じていましたね。
そしてカッコよかった!よかったんだけど、私の中ではつい先日まで見ていたドラマ版「チーム・バ●スタ〜」の仲村●オルさんと妙に印象が被ってしまって大変でした(笑)。なんでだろ、声?喋り方が似てたのかな?

終わった後の友人たちの感想も、それぞれって感じで。
ホント、ミステリーは難しいです。

開演時間が16時という珍しい時間だったため、終演はちょうど夕飯時。
友人が知っている居酒屋に案内してくれて、久しぶりにお酒を飲みながら、たっぷりと喋りまくりました。
ここのところ昼の公演が多くて、なかなか夜まで行かなかったからな〜。
たまにはいいものです。楽しかった!

…今思い出したけど、そういや今日はバレンタイン・デーでしたね。
すっかり忘れていた…くらい縁がなかった…。
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2009年01月31日

誕生日&「アヴェ・マリターレ」

昨日の晩、パソコンがあんなになっちゃったとしても、誕生日は普通にやってきました。
(なんだ、この日本語)

パソコン直しながら迎えた、今年の誕生日です。やれやれ。

今日のお昼は、新宿は全労済ホールで上演された「アヴェ・マリターレ」という舞台を観に行きました。
昼からの回だったので、まず友人と待ち合わせの後、ミロードのロシア料理屋さんでお昼を。ロシア料理って普段あまり食べないので、新宿に行くとよく入るお店です。駅の上だし。
場所柄、若い人よりも年配のお客様のほうが多かったような。
ピロシキとボルシチの昼食を取りながら、友人にパソコンの愚痴を(笑)。
でも美味しいランチでした。ロシア紅茶(ジャム入り)は、やっぱり美味しいな〜。家でも作って飲めばいいんだけど、あまりパンを食べないのでジャムが置いてないんだよね。

まだ少し時間があったので、友人には買い物に付き合ってもらうことに。
南口にあるバレエのお店で(チャ●ットじゃないよ)、別の友人のバレエの発表会の贈り物を買いました。今日同行している友人は、こういう店には縁がないので、なんだか物珍しそうでした。そりゃそうか。

そんなこんなで、20分ぐらい前に全労済ホールに到着。
ここのホールには、なんだかんだで年に2〜3回は来ているでしょうか。ホールの大きさもちょうどいいし、帰りにご飯食べたりするお店はたくさんあるし、足の便もいいしで、気に入っているホールです。

今日のチケットは私が取ったのですが、誕生日ということで気合いが入りすぎたか(?)なんと最前列の真ん中の席でした。
全労済ホール最前列は、実は初めてではないんですが。そういうことに置いても、なかなか運のいいホールです(笑)。

さて、今回のお話。
公式のあらすじは、こんな感じ。

「山奥の洋館に住む何でも屋・阿部の元に、ある日、仕事の依頼が舞い込んでくる。
仕事の内容は、目前に迫った結婚式のプランを立て、無事成功させること。
仕事は順調に進み、翌日に控えた結婚式はうまく開かれるかのようにみえた。
しかしそんな中、阿部は突然命を落としてしまう。
死んだはずの阿部が目を覚ますと、目の前にはなにやら言い争う謎の人物が二人。
これは夢かと戸惑う阿部に、二人はにわかには信じ難い話を聞かせる……。

他人の人生の晴れ舞台を後押しする男が、自分の人生の行方を模索し、奔走する。
時が巡り、運と不運が交差する、ハッピーウェディング×ファンタジー×コメディが、いま走り出す!」

とにかく、スピード感のある舞台でした。次から次へと起こるハプニング、それにともなうセリフの量!
私、↑の文の「ファンタジー」というところを見落としていたのか、途中から話がSFっぽくなってきたのに、ちょっと戸惑いました。
天使と悪魔が出てきたとき、ちょっとびっくりした。天使ちゃん、可愛かったな〜。目の前で見られて、眼福。
しかし、その驚きも一瞬だけのことで、怒涛のような舞台の流れに巻き込まれて、押し流されて行きました。ホントに(笑)。

ラストは大団円だろうとは思っていましたが、そこまでの流れがどうなるんだろう?と目が離せない舞台でした。
最終的には、新郎新婦だけではなく、すべての人がハッピーになる終わり方で、見ているこちらもハッピーな気分になれて良かったです。
今回は、この私が珍しく、舞台のDVDを購入しちゃいました。いや、いつもどの舞台でも売ってれば欲しいと思うんだけど…DVDってね、ほら、置き場所がね…狭い家に住んでるもので…orz。

主演の佐野さんは、昔から知っていますが、まさか誕生日に彼の舞台を観に行くことになろうとは!と、個人的には妙に感慨深かったです。●年前には思いもよらなかったぜ…。
いい舞台役者になってよかったよかった。でも相変わらず若いな(てゆーか、若く見える…)。
感慨深いといえば、すわ親治さんですね!生で、しかも舞台を拝見できる機会が訪れようとは…!すわさんといえば、ですよ、馬!(若い人にはなんのことだかわかるまいて)
感動でした。ホントに。

この舞台、平日はトークショーがあったりしたようですが、今日は土曜日なので、それはナシ。
でも、外に出る時に、新郎・新婦役1名ずつ?キャストさんから男性・女性それぞれ1名ずつが、お見送りしてくれるイベントを行っていました。
全労済ホールは、こういうのがとてもやりやすいホールだよね。そこも好き(笑)。
列に並んで自分の番が来たら、いきなりキャストさんに「誕生日おめでとうございます!」と言われて、仰天した私でした。
どうやら前にいた友人が、こっそり頼んでいたらしく…ぼーっとしてたので、気がつかなかったんですね(笑)。
嬉しいやら照れくさいやら恥ずかしいやらの、プチ・サプライズでした。でも好き俳優さんだったので、すっごい嬉しかった…vv

夜には家に帰ってのんびり…というか引き続きパソコンの…(凹)。
パソコン触りながら、SMAPの特番を見ていました。お宝映像といっても、その時代のSMAPを実は一番よく知っている私(と書けば「佐野さんを昔から知っている」の意味がバレそうね)。
ハイキックはぜひとも見たかったよ(笑)。
posted by Mikkey at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月17日

「風が強く吹いている」

最近のお正月の風物詩といったら、箱根駅伝。
正月2日と3日という、ほぼ出かけずに家にいる条件の良さ(?)もあってか、だいたい毎年欠かさずに見ています。
個人的には、往路のほうが好きかなー。復路はなんか現実に帰ってくるみたいで、ゴール間際に寂しくなっちゃうので(笑)。

今日はル・テアトル銀座で上演されている「風が強く吹いている」を観てきました。

原作は三浦しをんさんの小説。簡単に言っちゃえば、突然箱根駅伝出場を目指すことになった、無名大学(業界では)の陸上競技部のお話です。

だいぶ前に、原作は読んでいました。当然ながら走る場面が多いし、そもそも場所移動が激しい(駅伝部分だけでも)話なので、舞台になると聞いたときには、何をいったいどうやって?と思ったものです。

原作が割と長い話なので、1時間上演して休憩が入り、その後は1時間40分ノンストップ!
観るほうにも、覚悟が要りました(笑)。

感想はネタバレ含みます。これからご覧になる方は、ご注意ください。


さて。

舞台ですが、話の推移はほぼ青竹(彼らが住んでいる寮)の居間で行われました。
なので、走っていた(結果起こった)ことは、ほぼ伝聞の形で客に伝えることになりました。原作で言うと、河原で走る場面とか合宿の場面とかが、ほぼ削られているような形ですね。ただ、それで話がわかりにくいということはないように思えたので、この処理の仕方はベストだったかな、と。
それから葉菜ちゃんと双子の恋愛は、かなりすっぱり切られていたように思えました。時間の都合で、これも仕方なかったかな。

ただ原作を知らない友人は、登場人物が覚えきれないと言ってたんだけど、これはねー。3時間弱で10人の選手の区別をというのは、なかなかに難しいよね(笑)。しかも駅伝は野球みたいにポジションもないし、競馬みたいに各々違う勝負服着てるわけじゃないし。
名前が覚えきれないって言ってたな。

駅伝の走る場面は、だいたい予想していた感じのセットだったけど、実際に走りながらセリフ言うのは、大変だったんじゃないのかなー?でもセリフが聞き取りにくい人とかはいなくて、さすがはプロの役者さんたちです。1区、2区と進んでいる間は、話(結果)を知っている私もドキドキしていました。
けど、キャラによっては、まったく走ってない人もいたよ?(笑)

印象に残ったのは、やはりハイジ役の黄川田将也さん。ハイジというキャラクターは、原作読んでても非常に掴みにくいキャラクターだと思うんだけど、その茫洋としたハイジを丁寧に演じられていました。かなり難しい役だと思う、ホントに。「仮面ライダー THE NEXT」のときと、ぜんぜん印象が違ってびっくりでした(当然か)。

そして、カケルを演じた和田正人さん。ご承知の方も多いかと思いますが、彼は実際本当に大学時代箱根駅伝に出場し、しかも今回の役カケルと同じ9区を走った人です。
今回の舞台は、個人的には和田くん目当てでした。役者としての彼が、とても好きなので。
実際に自分が経験したことを、(おそらくは)自分とは違う動機で演じるというのは、どんな感じなんだろう?と思っていました。
カケルという役もかなり難しいと思うのですが(ハイジもカケルも「走る」ということに特化しているキャラなので、他にコレといって特徴がないんだよね)、和田くんはひたむきにカケルを演じていました。そしてさすがに走るときのフォームが綺麗でした。

今日のアフタートークでは、ムサ役のデイビット矢野さんが(無理矢理)司会で進行していました。かなりグダグダだったけど、面白かったです。イラっとくるところまで、面白かったよ(笑)。
この人、以前CMでバレエ踊ってた人だよね。びっくり。

観劇の後は、一緒に行った友人と、ちょこっとお茶を。
どうでもいいけど「PA●CO」と付く劇場は、なんでこんなにチケット代が高いんだろう?と話題になりました。ここもそうだけど、渋谷の劇場も。掛かる芝居はけっこう観に行きたいものがあるんだけど、いつもチケット代で躊躇しちゃうんだよね。おかげで渋谷はしばらく行ってないし、銀座もいったい何年ぶり?という感じ(名前変わってから初めてかも)。

大人なんだからそれぐらい、と思わないでもないんだけど、観に行く芝居はココだけじゃないんだからさ(笑)。

でも今回は、なんとか観に行けてよかったです。いい舞台でした。
タグ:三浦しをん
posted by Mikkey at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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